【僕の考え】富山県は脱車社会を目指すべき!!公共交通こそ今後のカギだ(ー_ー)!!
コンパクトシティ構想を推し進めている。
上下分離方式という新しい運営方法を確立し、
利用客の増加、高齢者の外出機会創出など、
一定の効果もあり、
自治体として非常に注目を集めている。
国もコンパクトシティを推奨し、
交付金などの対象になっている。
そんななか、今年平成26年3月に
北陸新幹線が金沢まで開業した。
平行して走る既存の北陸本線は、
富山県内部分がとやまあいの風鉄道として
開業した。
いわゆる第三セクターで
県が会社を作り運営するやりかた。
僕が危惧するのは、
とやまあいの風鉄道が存続できなくなり、
大量の税金が投入されるか、
廃止されるという事態だ。
JR当時に比べて運賃が値上げされ、
また、主な利用者である中高生は、
少子化に伴い減っている。
北陸本線の利用客推移は、以下の通り。
参照元:http://www.pref.toyama.jp/branches/1133/derukui/vol200803/derukui25/dk25p04p13.pdf
利用者は明らかに減っており、
特に富山県内の人口減少かつ利用者減が大きい。
この図を見ればわかるが、
平行在来線として運営している
他の会社もほとんど赤字
北陸の私鉄も既に赤字垂れ流しである。
私の提案としては、
駅を二倍に増やし、ホームを低床にする。
駅員を配置したりする駅舎をなくし、
全てICカード対応もしくは
車内で切符を買えるようににする。
国の支援を受けながら、県が中心になり
コンパクトシティ富山をつくる。
高齢者がLRTで出かけるようになれば、
介護予防の効果も期待できる。
また、地域の足としてもしっかり機能する。
課題として、初期投資は高いが
それに見合った効果は十分あるのではないかと考える。
さらに、今後は車は自動運転の時代に入っていく。
2019年より運営開始される予定だ。
これによりGPSの誤差が数センチになるという。
この時には、GPS機能を使った車の無人運転、自動運転が実用化されはじめる。
もちろん山間部や駅から遠い場所の住民もいる。
自宅までは自動運転の車が迎えに来て、駅まで送ってくれる。
そんな仕組みがあれば、最高ではないだろうか。
雨や雪で天候が悪いことが多い北陸地域でも
外出の機会が増えそうだ。
少し妄想じみたことも書いてしまったが、
いずれにせよ、公共交通の利用促進が
今後、より深刻な課題になることは間違いない。
みんなの頭の片隅に入れておいてほしい。