儲かる地域づくりに挑戦する!!林登の経営ブログ

1988年生まれ。30歳。石動小学校、石動中学校、福岡高校、帝京大学教育学科卒業。高校講師、介護現場で働く。明治大学公共政策大学院ガバナンス研究科にて公共政策を研究。28歳で東京から富山県小矢部市にUターン。勝星産業(株)にて営業職に従事30歳で退職。小矢部市議会議員選挙に最年少30歳で当選。同年8月に会社設立し、稼げる、儲かる地域づくりにビジネスでも挑戦します。

富山県人会って何!?若い人は知らない県人会について解説!!

県人会とは…

故郷から離れて暮らす人々が同じ同郷出身で集まる団体やその活動である。

県が管理してることが多く、富山県でも県人会を取りまとめている。

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なんと、県人会を検索できるのだ!!

え、検索するほどあるのか??

って見てみると。

関東地域だけでやまほどある!

今住んでる地域ごとや、出身校や、出身市町村ごとなど、

様々なくくりでたくさんある。

居住地別で30件。

出身地別で37件。

職業別で9件。

同窓会で36件。

合計、関東に112件もの県人会がある。

こんなにあるのか…

実は、私が所属しているacoicoもその中に入っている。

伝統的な県人会には、小矢部市出身の方が集まる東京小矢部会がある。

ここに何度か参加したことがある。

小矢部会を例に活動を紹介する。

総会、定例会が1度ずつ。

あとは、お盆に小矢部市で市内を見学?するなどの活動があるのみ。

総会は役員の方々だけ。

定例会は、総会の議事などの承認の場とホテルの会場で豪華にパーティだ。

定例会では、八尾のおわら風の盆の披露があったり豪華景品があたる抽選会がある。

会費は1万円と高いこともあって、帰りにはお米やいろんなおかしが入った

地元産のあれやこれやが紙袋につめこまれて渡される。

会には、市長はもちろん、市議さんや市出身のいまや大臣にまでなった

元プロレスラーの馳議員や、柴田議員もいらっしゃる。

一般の参加者は、高齢な方が多く

60代70代80代がメイン、

50代で若手って感じ。

もちろん20代は、僕だけ。

上が30代一人、40代一人とかって感じ。

65歳以上の高齢者9割!って感じかな。

けど、その高齢な方々は多くが経営者。

名刺を頂くと、代表取締役と書かれている方が多すぎる。

そして、何度も同じ話を言う。ん~おじいちゃんだ!

馬鹿にしてるわけでなく、まさにそんな感じに

20代の僕からは映る。

なんか不思議な会なので、県人会って何なのか

参加者の80代の方に聞いた。

すると、明確な答えを頂いた、

県人会=就職のマッチングサイト!!

その昔、田舎から出稼ぎとかなんとか言って

たくさんの人が富山や地方から東京に仕事を求めてきた!

けど、今みたいに情報網もないから就職する場がわからないわけ。

そこで、県人会経由で同じ地元だから!とかって理由で

うちにきな!とかって話がされたらしい。

だから、みんな仕事を求めて県人会へ

経営者は、同郷のまじめな青年を求めて県人会へ

県人会で就職が決まっていたのである。

そして、同じ県から来た仲間で一緒に励ましあって

高度経済成長を支えていたのであろう。

それが就職の斡旋などは必要なくなり、

形骸化した県人会は高齢者の慰労会みたいに

なって残っているということだ。

ただ、今ネオ県人会などと言われ

若手が地方を盛り上げるために東京で集まって

活動する人が増えているらしい。

消滅可能性県人会は消滅可能性都市以上に多い気がする!!

今後の動向に注目してみよう。

県人会は、一回検索してみてね!

toyama-kj.co.jp